平成21年度石狩管内学校課題研究発表会
北広島市立西部小学校

                                   平成21年11月27日(金)開催 参加者268名


T.研究主題
   「自ら考え、自ら表現できる子どもの育成」 〜説明的な文章における読解力向上の取組〜

U.研究仮説
@読み取りの手立てを示し、学習過程を工夫することにより、文章を正確に読む力を育てることができる。 A考えを交流する場の工夫により、自分の考えを持ち、生き生きと表現する力を育てることができる。

                                                   

V.研究内容
◎学習過程の工夫
@読み取りの手立ての作成
A学習の見通しを持たせる単元構成や学習過程の工夫
B日常の学習方法の見直し、工夫
◎交流の場と表現方法の工夫
@交流の場を生み出す工夫(発問、支持、資料提示等)
A多様な表現方法の工夫(書く、話す、動作化等)


W.日程


公開授業
各教室

全体会
研究発表
体育館

分科会
各教室







X.公開授業

学級 授業者 単元・題材名 授業の様子
クリックすると授業の様子をご覧いただけます
1年 山田 もと子 「はたらくじどう車」
2年 山口 芳昭 「さけが大きくなるまで」
3年 浅野 喜憲 「くらしと絵文字」
4年 菅野 洋美 「アーチ橋のしくみ」
5年 河合 圭 「森を育てる炭づくり」
6年 今村 敏之 「人類よ、宇宙人になれ」



Y.分科会

分科会 研究協力者 司会者 記録者 運営委員
低学年 高杉 直人
(北海道教育庁石狩教育局 指導主事)
林 由佳
(千歳市立桜木小学校 教諭)
磯石真志保
(北広島市立西部小学校 教諭)
赤井真美子
(北広島市立西部小学校 教諭)
中学年 阿部 千里
(江別市立江別第二小学校 校長)
土田 清美
(当別町立当別小学校 教諭)
黒田 浩美
(北広島市立西部小学校 教諭)
鶴羽 伸介
(北広島市立西部小学校 教諭)
高学年 駒場 義剛
(北広島市立大曲小学校 教頭)
藤井 康博
(恵庭市立島松小学校 教諭)
徳永 善久
(北広島市立西部小学校 教諭)
榮原 修一
(北広島市立西部小学校 教諭)



◇参加者の声
 ・言葉を大切に扱っていて1年生にとって自分の言葉で表現することは、とても重要だと思いました。
 ・指導案の中に「交流の場」を設けることで、表現力の育成につながっていくということ大変よいと思います。
 ・落ち着いた雰囲気の中で子ども達が課題に向かっている姿を見て、素晴らしいと思った。保護者、地域の方々に支えられながらつくり上げてきた研究・学校づくりの成果を見た思いがした。
 ・説明文の系統表は素晴らしいと思う。大変な労力だったと思うが、あの系統表があることで単元構成や授業展開が研究内容に沿ったものになるのだと思う。それと“交流”との結び付けがとても大変だったと思う。
 ・国語嫌いがとても進んでいる中、今日の授業を通して,音読の大切さを再確認させられた1時間でした。やはり「読む」ということは力をつける一歩ですね。
 ・今日的な課題に対し、全校にわたりきめ細やかな計画に指導が行われていることに感心しました。言語環境の整備や展開の工夫は、とても参考になりました。